就職や転職に有利とどの時代でも注目される看護師資格。これからの看護師は
何を期待されているのでしょうか?
まず一番に指摘されるのが高齢化社会の到来。5人に1人が65歳以上となる時
代が来るわけですから、当然ですが看護ニーズは量的に拡大します。さ らに
長寿社会となり医療技術もどんどん発展していきますので、看護の質的な面も
大きな変化が予想されています。
この看護についての量的・質的なニーズの拡大・変化で最も叫ばれるのが専門
性の高い看護師の出現です。つまり、特定の(高度医療の)分野の知識と 経験
の豊富な看護師が求められてきます。
このニーズにこたえる形で日本看護協会が認定しているのが「専門看護師」の
制度です。
専門看護師とは、「より困難で複雑な健康問題を抱えた人、家族、地域等に対
してより質の高い看護を提供するための知識や技術を備えた特定の専門看 護
分野において卓越した看護実践能力を有する看護師」のことをいいます。特定
の専門分野とはがん、精神医療、地域医療など10の分野が特定されて います。
専門看護師になるには、看護大学の修士課程を卒業し日本看護協会の指定する
教育を受けなければなりません。また、認定は5年間有効で、資格を失効 させ
ないためには継続した勉強が必要です。
また、認定看護師という資格もあります。
認定看護師とは、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有
することを認められた者をいい、水準の高い看護実践を通して看護師に対 す
る指導・相談活動を行う者を指します。
この資格を取ると看護師を指導する立場となり、幅広いニーズにこたえられる
専門性の高い看護師の育成に努めることになります。
さらに看護と介護の境界があいまいになり、看護師の活躍する場がどんどん広
がってゆきます。今も就職先、転職先に困らない看護師ですが、これか看 護
師がどんどん介護や病院以外の場所でも必要とされ、ますます社会のなかで広
く求められる職業となるでしょう。